松田 典仁

2010年夏のある日、父に呼ばれました。「車屋は俺がするけん、お前がバッテリーの会社ば、やってみらんか」
僕は、とても驚きました。確かに父の整備工場の一部門として始めたバッテリー事業だけど、２０代後半の僕に代表という大役がつとまるのかな…。これが率直な僕の感想でした。自分で立ち上げたバッテリー事業なんやから、とことんやってみよう！僕は父から教わった「３つの事」を肝に銘じて代表として事業を邁進する決意をしました。

１．人の役に立つこと
２．感謝の気持ちを忘れない
３．社員を大切にすること

その後、バッテリー事業は順調に進み、それとともに色々な方とお話をする機会が増えました。
その中で、私が興味をもったものが「ネコ（動物）の殺処分問題」と「空き家問題」でした。この二つを結び付けて同時に解決できないものかと考えた事業が現在取り組んでいる「ねこ長屋事業」です。